一年でいちばん夜が長い日、冬至。ゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べたりと、昔から日本の暮らしの中で大切にされてきた日です。
この記事では、冬至の意味や過ごし方と、香りで冬至を迎える楽しみ方をご紹介します。
冬至とは
冬至(とうじ)は、一年を24の季節に分けた「二十四節気」のひとつです。北半球では一年でもっとも昼が短く、夜が長い日にあたります。
2026年の冬至は、12月22日(火)です。冬至の日付は年によって変わり、毎年12月21日か22日ごろになります。
二十四節気の中でも、冬至は春分・夏至・秋分とならぶ、一年の大きな節目のひとつです。24の節気の読み方や意味、2026年の日付は、「二十四節気とは?」で一覧にしています。
「一陽来復」― 冬至は、はじまりの日
冬至を境に、日は少しずつ長くなっていきます。そのため冬至は、太陽の力がふたたび戻りはじめる日として、古くから特別な日とされてきました。
冬至を表す言葉に「一陽来復(いちようらいふく)」があります。冬が終わって春が来ること、そして悪いことが続いたあとに良いことがめぐってくることを意味する言葉です。いちばん暗い日は、明るさに向かうはじまりの日でもあります。
冬至の過ごし方
ゆず湯に入る
冬至といえば、ゆずを浮かべたお風呂。ゆずの香りに包まれて、寒い季節の一日をゆっくりと締めくくります。「冬至」と「湯治」をかけた、という説もあります。
かぼちゃを食べる
冬至にかぼちゃを食べると、風邪をひかないという言い伝えがあります。かぼちゃは「南京(なんきん)」とも呼ばれます。
「ん」のつく食べものを食べる
なんきん(かぼちゃ)、にんじん、れんこん、ぎんなん、うどん(うんどん)など、「ん」のつく食べものは「運」を呼ぶとされ、冬至に食べる習わしがあります。
どの習わしにも、寒さの厳しい季節を元気に乗り越え、新しい年に向けて運を呼び込みたいという願いが込められています。

香りで、冬至を迎える
ゆず湯がそうであるように、冬至は香りとともに過ごす日でもあります。お風呂だけでなく、お部屋にも冬の香りを取り入れて、一年の節目をゆっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
窓を閉めて過ごすことの多い冬は、香りがお部屋にやさしくとどまる季節です。カーテンや寝具などの布に吹きかけると、ほのかな香りが心地よく続きます。使う量の目安や注意点は、「ルームスプレーの使い方」でご紹介しています。
冬至をテーマにした香り「KANSUBARU」

SCENTのKANSUBARU(カンスバル)は、二十四節気の「冬至」をテーマにしたフレグランススプレーです。
透き通る空気と温度が包み込む、冬の景色。彩度のない景色の中で見つける、かすかな色合い。冬の夜空に輝く昴(すばる)のように、雄大な光景の中で感じる空気の深さと純粋さを、香りで描きました。
香りの構成
ヒヤシンス(HYACINTH)/檜・ヒノキ(HINOKI)/スイートマージョラム(SWEET MARJORAM)/パチュリ(PATCHOULI)/オークモス(OAKMOSS)
ヒヤシンスの澄んだ花の香りに、檜のすがすがしい木の香りが重なります。パチュリとオークモスが、冬の森のような静かで深い余韻を残します。合成香料は使わず、すべて天然精油だけで調香しています。
檜の香りについては、「檜(ヒノキ)の香りを、冬の部屋に」で詳しくご紹介しています。
冬至から、新しい年へ
冬至を過ぎると、まもなく年の瀬。一年の終わりと新しい年のはじまりを、香りとともに迎えてみませんか。年末年始の贈りものにもおすすめです。贈りものの選び方は「秋冬の手土産・プチギフトに」もあわせてご覧ください。
一年でいちばん長い夜を、静かで深い冬の香りとともに。